おにひめちゃんの監視部屋-生活まとめ・ニュース・面白ネタのシェアサイト-

初めて同棲した女と別れた時が修羅場だった。

普通に付き合ってる時は普通だったのに、同棲した途端何かのスイッチが入ったみたいに携帯は一時間毎にチェックされるし、仕事から帰ったら背広から鞄から鬼チェックされるし、電話してきた時にマナーモードとかにしてて出られないと狂ったように怒って
会議とか客先で打ち合わせとか色々あるじゃんと言っても聞き入れてくれない。
とにかく異常に嫉妬深いし、疲れてるからって夜応じないと夜中でも奇声あげて罵倒してくる。

一ヶ月も持たずにギブアップして同棲解消と別れ話をしたら
そこらへんのものを次々投げつけてきて、テレビのリモコンの角が俺の目の上にヒットして肉がえぐれて流血。
3針縫って診断書とって、大事にはしない代わりに数日中に荷物纏めて出て行ってくれって言い、友人の家に泊めてもらっていた。
翌々日の夕方鍵を返してもらうために外で会ったら、長かった髪をバッサリ切ってて
「反省の意味とお別れのつもりで髪を切った、ごめんなさい」って言って鍵を渡してきた。
しかしどうもその態度の変化が気になって、やっぱり鍵は交換しようと思いながら帰宅したんだ。

そしたら切った髪を更に細かく切ったような3cmぐらいのや5cmぐらいの髪が
部屋中所狭しと捨てられていた。
トイレの便器の中も風呂の浴槽にもばら撒かれていたが、そんなのはまだマシだった。
チェストの中にも思いっきりやられてて、服についた短髪なんて簡単に取れないじゃん。
呆然とへたりこんでしまったわ。
幸いボーナスが近々出る頃だったから、思い切って業者雇って全部ひっくるめて処分した。
買い取ってもらえるものは買い取ってもらったけど、あとは分別も業者に任せて
本当に何もかも、全て処分して引っ越した。
業者の兄ちゃんたちも部屋を見て目をまんまるにして「怖っ！」って言ってた。

能ある鷹は爪を隠すと言うが、真正の頭おかしいやつも爪を隠すんだなあとしみじみ思った。