引用元: シぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない200


220: 本当にあった怖い名無し 2008/10/26(日) 23:51:51 ID:nRpiE0H90
これは五年程前からの話です。当時、私は浮浪者でした。 

東京の中央公園で、縄張り争いに敗れて危うくコロされかけ。 
追放されたあと、各地を転々とし。最後に近畿地方の
とある山中の神社の廃墟に住まうようになりました。 
ふもとに下りてはなんでもやと称して里の人の手伝いをし。 
手間賃をいただいて食いつなぐ身の上でした。 

その生活の中で一番恐ろしかったのは、人間です。 

「何でも屋です。何が御用はございませんか」といっただけで
いきなり猟銃を向けられた事も御座います。 

「一度弾を込めたまま人間に向けてみたかったんだ。ほらよ」と
口止め料まがいの大金(恐怖に慄いた代金は一万円でした)を渡されましたね。 
付近を走る暴走族に「お前に人権はねえ」と追い回され。

棒切れで叩かれた挙句足が折れたこともございます。 

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