おにひめちゃんの監視部屋-生活まとめ・ニュース・面白ネタのシェアサイト-

何年か前、転職した会社に、おじいさんのアルバイト社員がいた。
他の業界の会社を定年退職したのだが、まだ働きたい、バイトでもいいと入って来たそうだ。
うちの業界は資格はいらないがある技能が必要で、

その技能をもつ私は正社員で雇ってもらった。

痙攣ものを読んで思い出した。 

１０年ほど前、帰省の為新幹線発着の駅へ地下鉄で移動。 

そこの駅は、地下鉄を降りたら３０ｍ程ある
エスカレーターに乗ると新幹線の改札等がある駅構内に行けるような造りになっていた。 
その日は前日から続く台風の影響でダイヤに乱れが生じており普段よりも人が多かった。 

プチですが気が弱い私にしては頑張ったので。

商店街を散歩してたらゲリラ豪雨に遭遇したので、
シャッターが閉まってる小さな商店の軒先に避難した。

私と初老夫婦と腰の曲がったおじいさんでほぼいっぱいのところに、
大型犬を連れたおばさんが「入れるかしら～」と小走りでやってきた。
みんなで隙間をつめておばさんを入れて、犬は軒先には全身入れずにちょっと雨に当たってた。

毎日、朝早くから夕方に通学の子供達を安全に誘導する
黄色い腕章をして黄色い旗に黄色い帽子のおじいさん。
子供たちの安全を笑顔で守っていたおじいちゃん。
いつからだろう来られなくなったのは。
ある時、たずねてみたんです、町内の方に。
お亡くなりになられたそうです。

お葬式には何百人もの小学生や卒業生が参列しました。
みんな泣いてたそうです、ほんとうにたくさんの子供が泣いてた。
このおじいさんにも悲しい出来事があったそうで･･･。