引用元: 何を書いても構いませんので@生活板65


890: 名無しさん@おーぷん 2018/09/04(火)14:40:54 ID:O7p
祖父が93歳でなくなった

母が祖父の入った棺に巾着袋を入れていた
何が入っているのかと母に聞いたら、祖父が生前棺に入れて欲しいと言われたものなのだと言う
ただ、絶対中は見ないでくれと言われたらしい

すごく気になった




だから叔父を巻き込み、金属が入っていたら焼けないからとか何とか言いくるめて中をあらためた
封筒と手拭いが二枚と風車や手裏剣の形に折られた折り紙がいくつか、四つ折りのメモが一枚
封筒には10年前になくなった祖母が祖父に宛てて書いた手紙が入っていた

平凡な人生をありがとう、あなたと一緒になれて幸せでした

そう書かれていた
手拭いは色違いで一枚ずつ入っていたので、自分と祖母の分だろうと推測
折り紙には幼い字で母と叔父の名前が書いてあったため、
母や叔父が小さい頃に祖父にあげたものなのだろうと思われる

最後に四つ折りのメモを開いたら

見るなと言ったのに

と書いてあった
見た瞬間に母と叔父がふたりでふきだした

今実家の仏壇には写真が三枚飾ってある
1枚目はは仏頂面の祖父
2枚目ははすました顔の祖母
3枚目は祖父母が満面の笑みで写っているツーショット写真

初七日の日に、叔父が「爺さんは死ぬまでラブラブだったなあ」と笑って
母が「死んでもラブラブしてるわよ」と更に笑った

自分も祖父母のような夫婦になりたいと思った
まずは相手を探さねば


891: 名無しさん@おーぷん 2018/09/04(火)14:50:48 ID:ZZU
>>890
しんみりさせつつも笑わせにくるとは…

893: 名無しさん@おーぷん 2018/09/04(火)18:38:47 ID:Wgy
>>890
私も吹いたw

祖父母さんはいい人生を送られたんだね。












コメント一覧

    • 1.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月03日 20:07
    • 覗き大好き女性陣。
      「叔父も」ってのは無しな。
      女衆が説き伏せた結果だから。
    • 2.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月03日 20:28
    • その女性衆が堪えきれないところまで見据えての一手、お見事でした
      きっと聡明な方だったんでしょうな
    • 3.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月03日 20:35
    • 大笑いしてから泣いた。
      じいちゃんの先見の明と茶目っ気良いなぁ。
    • 4.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月03日 21:24
    • 見るなよ、ぜったい見るなよ
    • 5.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月04日 00:48
    • 爺様ナイス!
      と、思った俺がいる。
    • 6.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月08日 16:32
    • ぶっちゃけ「見るなと言ったのに」というのがお茶目なメッセージだという感覚について行けない
      内容が開けた方にとってどういうものであろうと、生前真剣に開けないよう頼んだものを踏みにじられた側が何も思わないと考えているのも信じられない
      開けないでと頼まれたものを開ける人間の精神構造はいつだってそうだ
    • 7.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月10日 13:39
    • ※8
      「見るなと言ったのに」が「見たなぁ」だったらお茶目に思えるかね?
    • 8.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2019年05月11日 02:49
    • >>7
      思える
      「見たなぁ」だったら見られることも受け入れて許していたのだろうけど
      許せない気持ちがあるからこそ「見るなと言ったのに」という言葉になったのだと思う

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