引用元: 俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて

(※前話は、コチラから!)
【1/5】 【2/5】 【3/5】 【4/5】

583: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)21:50:20 ID:zmjxvvIKQ
>>579

続き。

オレ「さ、寒くね……?」
S子「寒いの?」
夏だと言うのに外は意外と涼しかった、それ所か半袖の俺には寒い気がした。

S子「どこまでいくの?」
オレ「うーん……適当に行こう」
なんと気の利かない言葉だと、今だから思う。

どこまで散歩に行けばいいか分からないけど、
少なくとも迷子にはならないように、と心がけながら自転車をこいだ。

ただ、準備があるんだろうなーって勝手に思って気を使っていたので、
時間も掛けるつもりではいた。だから結構遠い所まで行っていた。

ただ静かにと道を走って行く。
自然豊かな場所だなーと思いながら、それをS子と話しながら、静かな道を走った。

S子はいつもの様にオレの肩に掴まり、オレに憑いてくる。
なんだか、これも最後かと思うと寂しいと思ったが、S子にはそんな顔見せずにいた。

S子「……今日で最後ですね」
オレ「そうですね」

俺もS子も何も言えなかった。
今一実感がわかない、このまま、また明日「オレさん」って呼ばれそうな気もした。 



584: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)21:58:25 ID:zmjxvvIKQ
オレ「……変なこと聞くんだけどさ」
S子「はい?」
オレ「S子は成仏するのが幸せ?」
S子「……。」

何を聞いているんだorz

そう聞くとS子は何とも言えぬ表情で、少なくとも笑ってはいない顔になる。
何を考えたんだろう。
何を思ったんだろう。

分からないけど。

S子「……”幸せになれる”って、オレさんだけでも、信じてくれませんか?」

あの日、従兄に促されて、納得した気になっていたけど、
オレは納得できてなかったし、従兄の話を一ミリも呑み込んでいなかったと、思い知らされた。

だけど、今は。

オレ「分かったよ」

とにかく、S子がそれが幸せだと言うなら。
それを信じるべきなんだ、そう言うとてつもなく強い使命感を抱いた。

585: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:06:02 ID:zmjxvvIKQ
それを聞いたらS子は安心したように息をついた。
オレはそれを見て同じように安心した表情になった。

S子「オレさん、あの時私を見つけてくれてありがとう」
オレ「……。」
S子「オレさん、夜中怖い思いさせてごめんなさい」
オレ「……。」
S子「あの後、私を探しに来てくれて、お話までしてくれて、ありがとう」
オレ「……。」

S子「植物園に連れてってくれて、ありがとう。
 私を助けてくれて、ありがとう。
 私を許してくれて、ありがとう。」

何度も何度も、色々なことを、ありがとう。
俺も気が付いて居なかったことも、ありがとう。
S子しかそう思わない事も、ありがとう。

S子「最後に、私のことを信じてくれて、ほっとーーに……ありがとうございます」

そう言い切る頃には、S子の口はモニャモニャになって、顔はグチャグチャになってて、
いつの間にか、俺の肩に顔を埋めて泣いていた。

左肩はとにかく重い。……そして冷たい。
涙を流せるようになったS子の涙はヒンヤリとしてる。

自転車を止めて、前にS子がしてくれたように。

今度はオレが、S子の頭を抱え、何度も撫でてあげた。
変態や、やましい心はなく、ただ、撫でて励ましてあげました。

泣いているS子は本当に子どものようだった。

586: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:08:10 ID:zmjxvvIKQ
すまん、ちょっと待ってくれ。

ゲシュタルト崩壊したみたいだ。ありがとうが。見えない。

ガンバる。頑張るから、待ってく。
うっせーけど、こうやって書くと落ち着くんだ、まってくれ

587: 名無しさん@おーぷん 2014/08/04(月)22:10:06 ID:2rFBBoETc
がんばれいっち
自分のペースでいいからな

588: 名無しさん@おーぷん 2014/08/04(月)22:10:39 ID:Sl3WWBae5
頑張れ。
俺はお前が語りきる事に真理を感じた。
お前を信じてる。

589: 名無しさん@おーぷん 2014/08/04(月)22:12:35 ID:jFW8pYKFm
あんまり書いてる最中にそう言うことは止めろよ
興醒めするわ

………頑張れ、はよせい

590: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:26:50 ID:zmjxvvIKQ
>>585
今でも思い出す。
S子が泣きながらも経ちだした頃、オレはS子の手を握りながら見た。

段々日が昇って行くのよ、それがとても綺麗でね。
もう段々と空に色がついて行くし、周囲は明るくなっていくし、何となく自然や緑が光ってるような情景になってね。
あの美しさは見なきゃわからないけど、それでオレもS子も、凄い明るい顔になった。

もう北祖母様、ババ様、分ってたんだね。
この町の夜明けは、観光名所に出来るぐらい綺麗だって(言い過ぎ?)。

S子も俺も「わぁ」とか、心の底から出している様な声漏らしてて、
グルッと周囲見渡していた。

誰だっけ、清少納言だっけ。
「やうやうしろくなりゆく山ぎ」って言葉を残した意味が凄い分かったよ。
もうアレは、見た者は書き記してしまう。

それぐらい素晴らしい朝だった。人生最高の朝だった。

591: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:37:07 ID:zmjxvvIKQ
オレとS子は元気になった所で、家に戻る事にした。
大分、時間も経ってた。

S子「……行こっか。」
オレ「うん……」

オレとS子は手を繋ぎながら来た道を戻った。
その間、言葉は一つも交わさない。
静かに歩いていた。

S子「……そうだ、オレさん!」
大分歩いた所で、S子が俺の顔を見ながら言った。

オレ「なに?」
S子「……自転車で二人乗りしませんか、そう言えば私そう言うの憧れていたんです!」

未だになんで、ああいう提案してきたのか分からない。
聞き直しても思い出したと言うけど、本当にそれがS子の憧れだったか、謎のままです。

でも俺は、S子を自転車の後ろに乗せ、来た道をこぎ戻りはじめました。

592: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:44:41 ID:zmjxvvIKQ
オレの青春時代の憧れですよ。
後ろに可愛い女の子を乗せて、川とかで、二人乗りして下校する。
もちろん、そんな青春は、妄想の夢は、訪れませんでした。

オレはドキドキしながら、自転車にまたがりました。
その後ろでS子が、どう乗ろうか必死に考えてるんです。

ちょっとして、オレが、非現実的だけど「横に座ったら?」と言いました。
S子「それ凄くいいね!そうしよっ!」

オレの後ろへ、ポンっと、乗るS子。
心なしか自転車が少し揺れた気がした。

見ると少しS子は自転車にすり抜け埋まりながら、座って居ました。
そして、オレの腰にしっかりと抱き着きました。

S子「いこー!」
オレ「おおー!」
馬鹿みたいにはしゃいだ声出して、自転車をこぎ戻りました。

それこそ、ガキのようにw
お腹に感じる冷たさは気にならず、ただ、なんか、やけにハイテンションに。

S子も「キャッ」とか言いながら、楽しそうに乗ってくれました。
途中、なぜか宙に浮きあがったりしたけど……それはそれで良い思い出です……w

そんなせいで、家まであっと言う間でした。
本当にあっと言う間で、「もう一度……w」とS子と話しして、もう一周しに行っちゃいました。

その様子を見ていた北祖母は多分かなり呆れていたと思います。

593: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:49:34 ID:zmjxvvIKQ
筋肉痛で、バカみたいに笑いながら走っていた。
そのせいで家に帰る頃には、変にぜーぜー状態でした。

北母「どうだった?」
オレ「最高でした!」
S子「楽しかった!」

北母「それは良かった、アンタたち、良い顔しているよ!」
北祖母はそう言ってくれて、なんだか、オレもS子も変に笑いました。

S子は「本当のお婆ちゃんに褒められたみたいで嬉しい」と言ってたかな。
それ聞いて北祖母が「もう、うちの子よw」と笑いながら冗談を言ってました。

そして、出来ていた朝食を取りました。
S子の所には、山盛りのご飯とオカズ、さらに多くの親戚が寄ってました。

面白いです。
親戚さんたちが、S子へ色々話しかけて「何て言ってる!?」
ってオレや、聞こえる人達に聞いて、会話しているんですよ。

もちろん、ちょっとした変な家状態でしたが、オレにはS子が、そこに本物の身体を持って居る気がしました。

594: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:51:09 ID:zmjxvvIKQ
ただ、そんな楽しい時間も直に去りました。

北祖母「さて……、オレ、S子ちゃん。時間だよ」
その目を紅くして、何度も目じりを拭いて。
ただ、誰よりも怖く強い目をして祖母が言いました。

S子の成仏させる儀式が、もう目の前まで来ていた。

595: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:54:11 ID:zmjxvvIKQ
オレは、主に北祖父に遊ばれながら、慣れない着物を着ました。

腹が出ていてはだらしがないと、伯父さんに腹を着つく腹巻され、

北祖父は何度も服のシワや、よれを直し、慣れない足袋を履いて。

伯父さんたちの中には、スーツの様な喪服姿の人も居ましたが、殆どが着物。
しかもビシッと着こなしていて、なんか異様だった。

ちなみに従兄Bは、成人式に暴れそうな不良の様だと、皆で弄られていました。

596: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)22:56:52 ID:zmjxvvIKQ
S子は、特に着替える準備もないので、居間で座りながら暇そうにしていました。

主に従兄Bに煽られ「カッコイイだろ?」と若干某芸能人風に言って来いとか言われて、
そんなんでS子の前へ。

オレ「ど、どうかな……?」
S子「かっこいいよ!すごく似合ってる!」
そう笑顔で言われ、ちょっと照れくさくなり。

女性の方々の用意が終わるまで、S子と一緒に居ました。

597: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:00:09 ID:zmjxvvIKQ
オレ「……もう直ぐだね」
S子「そうだね……」
オレ「しっかりと…応援するからね……」
S子「ありがとう。」
オレ「……。」
S子「……。」

そんな感じで沈黙化。
お互い寂しさを隠し合っていたと思います。

ただーーー、なんでだろうな。

忘れてたけどS子ってすごい子なの。

S子「足、見ますか?」
オレ「ぶ――ッ!」
座りながらS子はスカートを握って居ました。

S子ってすごい子だわ……。

598: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:02:36 ID:zmjxvvIKQ
オレ「なななな、なんでこのタイミングで!?」
S子「昨日……見せれなかったの……」
ぇぇ。
それはつまり昨日、見せようとしていたと言う事ですか?

ちなみに親戚は北祖父の気の利いた策略により、退散しています。

S子「見たい?」
オレ「い……いや……」
このタイミングで見せて貰ったら、なんか駄目だ。
恐らくオレが天国へ逝けなくなる。

気持ちは嬉しいよ、とありがちな文句を言い、S子の手をスカートから退けました。

オレ「きゅ、急にどうしたのさ」
S子「だって……」
オレ「だって?」

S子「オレさん元気ない顔していたから……」

はう。

599: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:04:53 ID:zmjxvvIKQ
オレ「ごめんね!で、でもとにかく駄目だよ!」
S子「うん、もう見せませんよー!」
オレ「えぇ……」
ちょっと悲しい半分、嬉しい半分。

S子「もうオレさんいつもの元気な顔になってますしね!」
そう言えば、寂しさは消えていました。

オレ「S子、ありがとう」
S子「足見て元気になるなんて……オレさんらしいよw」

それはそれで、元気失いそうなセリフだった。
けど、俺はまた大笑いして、S子もクスクス笑い出していた。

600: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:08:51 ID:zmjxvvIKQ
北祖母「それじゃ行きますよ――ッ」
なんかピシャンッとした声を、オレとS子、親戚一同にぶつけてくる北祖母。

必然と背筋が伸びて、S子もジッとした強い顔つきになって行く。
オレとS子は手を繋いでいたけど、その手がだんだん強く握ってくるのが分かった。

家の鍵を閉め、家の祠に一人づつ頭を下げ、北祖父母を先頭に道を歩く。
あれ、何も知らない人が見たら奇怪な光景だったらそうなー……。

601: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:16:16 ID:zmjxvvIKQ
オレらが向かったのは、家の周囲に幾つかあった小さな山の中にある神社だった。

前にも書いたけど、トトロでメイとサツキが住んでいる家、
あのような感じの入り口から階段が続き、一番奥に社がある神社だ。

そこの神主と祖父母……と言うより、北祖母の一族は長い関わりを持って居てるらしい。

表向きと言うより、本業は農家だが。
北海道の親戚たちは、度々ご縁があって除霊の依頼が来る度にここを利用しているらしい。

今回は、お札や事前に蝋燭の配置、お浄めの水と酒に力をこめるなどを、
先週から準備していたと聞いていた。

あと、この神社、怒男の家のようなもの。
元々怒男が祀られていて、本堂には怒男そっくりの仏様が居る。

神主さんは俺らを見て「ようこそいらっしゃいました」と一礼。
そしてオレには「お久しぶりです。そして、よくぞ参られました」と不思議な挨拶をされた。

オレが「そ、そんな」とキョドっていると、北祖母からは「怒男様に言っているのよ」と笑われました。
隣に居たS子はクスクス笑ってました。

なんか、良い感じで緊張がほぐれたと思っていました。

602: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:20:23 ID:zmjxvvIKQ
北祖母「S子さん、オレ君、何か言い残すことはありますか?」
なんかそう真顔で言われたけど、俺もS子も笑わなかった。

オレ「……S子さん、大好きでした!」
ちょっと歓声があがる、何故オレはああ言ったし。

S子「ありがとう、オレさんは私より良い人を見つけてくださいねっ」
ちょっと泣きかけるオレ、でも我慢。
ちなみに未だに見つけていないし、見つけようとしていない。ごめん、S子。

北祖母は、なんかそのやり取りを見て「拍子抜けね」と呆れて笑ってた。

北母「こんな強い御霊様を前にして、こんな空気で供養を始めるのは初めての経験だわ」
北祖母はそう笑い、周囲の緊張をほぐすのに務めてた。

603: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:25:01 ID:zmjxvvIKQ
その後、幼い子供たちは、神主さんに預け、本堂と別の場所へ。
オレとS子、北祖父母、北親戚は、本堂へ。

本堂に上がり、怒男そっくりの仏様を見て少し驚いたけど、直に神妙な空気になって行く。

四方八方に大きなお札と、ロウソクが何重もの形を作る様に重ねられ。

オレとS子は、その中心に敷かれたザブトンへ。

親戚一同は、決められたザブトンへ座って行く。

祖祖母はS子の横に座り、
北祖父はオレの横に座り、

――S子の成仏を願った供養が始まった。

604: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:28:10 ID:zmjxvvIKQ
最初に執り行ったのは、オレの霊体をS子から引き剥がす事だった。

それがかなり面倒なことになっているようで、俺が憑りついてしまっていたらしい。
S子はそれを笑う事なく真剣な顔で聞いていた。

オレはちょっと笑った。
北祖父に頭をペチンと叩かれる。結構痛い。

オレは清めの酒を飲み、
S子は北祖母に飲むような動作をマネする様に言われていた。

すると、S子の身体が一瞬薄くなった。

おどろいて声をあげると、北祖父にまた頭を叩かれた。

605: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:34:05 ID:zmjxvvIKQ
北祖母は何かを唱え出したかと思うと、それに続くように北祖父が良いだし、
伯父さんたちが良いだし、連鎖させながら、お経が唱え始められた。

最初こそ、黙ってじっとしていたが、
だんだん周囲がグルグルと回っている様な感覚になって来て、

北母「今はどんな感じだ?」
オレ「目が周ってるような……」

そう言うと、北母はオレの背中をさすり始める。
そして、背骨に沿って人差し指をあげ来たかと思うと、フッと上へ高く上げた。

その瞬間、S子の方がグラっと揺れ、
ああ、オレは、俺の霊体の糸の様なモノを祖父母が握りしめたのだと分かった。

その時のオレの間隔は、なんか身体を祖母の方に引っ張られてるような、弱い重力を感じていた。
S子はどうだか分からないけど、同じように頑張っていた。

絶対にザブトンから降りてはならないと言われていたので、俺も頑張って耐えた。

そうして、十数分後、体全体が急に軽くなった。

北母「取れた……、S子ちゃんお疲れさま」
北父「オレはやらしいやつじゃ」

なんかちょくちょく北祖父は笑わせてくるんじゃないかって思い出した。

606: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:40:02 ID:zmjxvvIKQ
大体分っていたけど、この糸(霊体)を取らなきゃ、S子はまた戻って来てしまう所だったそうだ。
なんと言うか、本当に申し訳ない。

S子「……次は?」
北母「貴方が成仏する番です……」

その声を聞いて、m*が重くなった。
S子も「もう……」と寂しそうな顔をした。

オレ「S子、頑張れ」
無情にも俺には応援しかできない。
ただ、ザブトンから降りはしないが、S子の顔をしっかりと見た。

ちなみに抱き着きや手を握るのは、これが最後だと言われた。

ザブトンから出てはいけない……その状態で抱き着くなんて無理で。

オレ「……握手しよっか」
S子「うん」

――ただ、握手した後、S子はフッと顔を近づけてキスしてきた。
流石の時代に、周りは動揺していたが祖母は「黙りなさい!」と一喝。

S子はザブトンから降りなかったけど、かなり危ない事をしたと、北祖母に怒られる。
曰く、もしも今度はS子の方がオレへ繋がってきたら、オレを連れてってしまうぞ、と。

でも……そんなに怖い事言ってるけど、北祖母の顔は笑ってたよ。

607: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:44:28 ID:zmjxvvIKQ
北母「それでは、皆さん。はじめましょう」
ちょっとした盛り上がりは嘘の様に鎮まる。

北母「ここに名前を書かなくてはなりません。その方が昇りやすいので」
S子「はい」
北母「名前は”□□ S子”で良いですか?」

この話は事前に聞いていた。
本来なら、その人の名前で送り出せるほうが良いのだが、S子は自分の名前を持って居ない。
となると、

”その人を送れる名前を付ける”か、
”その人に新しい名前を分からせる”か

その二択だそうだ。

今回は、オレは、散々S子と言っていた。
なので苗字は「S子」で決まった、上の名前は北母が名付けるありがたい名前となる。

――筈 だ っ た 。

608: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:46:50 ID:zmjxvvIKQ
S子「……。」
一瞬、ボーッとした表情になるS子。

オレは何事かとS子の顔を探るけど、分かる訳がない。

オレや北祖母も、その時何が起こったか分かららないと、今でも言っている。

オレがなんで「S子」と名前を付けたのかと、北祖母に尋ねられ、何十回説明しても「馬鹿」としか言われない。

そうだ、S子はラノベの女キャラクターの名前だ。

そんなキモオタがつけた、何の変哲もない名前だった。

――そ の 筈 だ っ た 。

609: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:48:06 ID:zmjxvvIKQ
S子「●●……S子……」
オレ「へ?」
北母「!?」

S子「●●S子」

S子「そ れ が 私 の 名 前 で す 。」

奇跡だった。

610: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:51:01 ID:zmjxvvIKQ
苗字が本当に『 ”S子” 』だった。
オレは訳が分からず「え?え?」と何度も言っていた。

北祖母は「……他に覚えている事は?」と冷静だった。

S子は「分からない」と言い、「嘘ではないですね?」と祖母は口うるさく聞く。

S子「はい、名前は●●です。苗字です。それ以外は分りません」
嘘を言っているような顔じゃなかった。

北母は動揺を隠しきれない様子だったが、

「本当の名前があるなら、それが良い」と良いと笑い

木のお札にS子の本名を書いた。

611: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:52:23 ID:zmjxvvIKQ
ごめん、間違えた。
苗字と、下の名前逆だね。

ちょっと暴走してた。

612: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:53:26 ID:zmjxvvIKQ
混乱整理。

S子→本名、下の名前。

●●→苗字、S子の生前の名前。

□□→北祖母が付けようとした苗字。

木の札には「●● S子」と書かれた。

613: 名無しさん@おーぷん 2014/08/04(月)23:54:34 ID:2rFBBoETc
つまり>>1が呼んでた名前と本名が一緒だったってこと?

615: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/04(月)23:55:52 ID:zmjxvvIKQ
かなりの動揺で、親戚一同ざわついていた。
こんなことは今まで一度もなく、ましてや事前に付けていた名前が本名など例がない。

ただ北母は「静かにしなさい――!」と一喝。
北父は、ボロボロ泣きながら「名前思い出せてよかった」と言っていた。

>>613
そう言う事。
マジで名前がS子だった。

苗字(上の名)まではオレは当てられなかったけど、下は当たってたの。

ごめん、本当にごめん、良い所でやらかした。

616: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:00:53 ID:wSHSZJ2bG
少しだけ会話する時間を貰ってS子と会話する俺。

オレ「ほほほ、本当にS子?」
S子「そうだよ!オレさん!」
オレ「どどど、どうやって思い出したの!」
S子「分からない、けど思い出したの!私は●●S子だーって!」
オレ「ほほほほ、本当に、S子!?」

S子「本当だよ!私の名前は●●S子だよ!」
オレ「●●S子!よかったなー!」

S子「うん!オレさんはやっぱり凄いよ!!」
その笑顔はとても眩しかったし、本当に嬉しくてかわいくて、仕方がない顔してた。

オレは、今すぐ踊り喜びたかったけど、
終始「ザブトンから出るな」と周りで北祖母と祖父は煩かった。
ま、かなり笑ってたけど!wwww

さて……。
色々混乱はあったけど、ようやくS子の供養が始まった。
先ほどと同じように北祖母がお経を読み上げ、だんだんと周りも読み始めた。

617: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:04:02 ID:wSHSZJ2bG
とにかく長かった。
先ほどのような感覚に襲われなかったし、S子も不安そうな顔でオレを見ていた。

かなり長いお経だったけど、語尾をとても長く伸ばした下と思うと、もう一度始めから読み返す。
そして再び長い時間が過ぎる。

焦りの表情になって行くオレとS子。
北祖母もちょっと眉をしかめながら、何度もS子を見ていた。

そんな長時間の朗読を4周した頃だろうか、S子に異変が訪れた。

618: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:08:49 ID:wSHSZJ2bG
S子が一瞬、手をついたのだ。床に。
それを見て、北祖母がスッとお経を読みながら手を伸ばし、S子の姿勢をたて直させる。

そこからは、怪奇な数々だった。

ロウソクの炎が右からポポポ、と消えていき。
また右から火がついて行ったり。

ギシギシと軋む音が鳴りだしたり。
それで不安そうにするS子に、俺は目で「頑張れ」とエールを送る。

何故か、鐘の音がひとりでに鳴り(あのお経の合間に叩く金具の奴)、

周囲の親戚の人たちが苦しそうになり。
ただ、苦しそうにしている人には、北祖母が直に歩いて向かい、背中を撫でて起き上がらせた。

その間もお経を読んでいて、とにかく感謝できた。

620: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:11:50 ID:wSHSZJ2bG
それから、またお経が何週かしてからだ。

S子に異変が起きた。

S子「う、ウハハハハ……フハハハハ……」
そう笑ったのだ。

ただ、その途端、北祖父の声が大きくなった。
それもオレの右耳の傍で言うのだ。

S子「オレさん……オレさん……」
フッと、S子の声がして振り向こうとしたとき。

怒男「オレ、こっちを向け」
怒男のもの凄くリアルある、口の息が聞こえるような声がして、北祖父の方を見た。

621: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:12:54 ID:wSHSZJ2bG
怒男の姿はいない、けど、北祖父の目を見て確信した。

S子「オーレさんっ。オレさん?オレさーん?」
可愛らしい声でS子は何度も俺を呼ぶ。

けど、けどけど、けど!!!!!!!

マジで見ちゃいけない、ふり向いちゃいけない、そう言う戦慄する何か別の声に聞こえてきた!

622: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:14:25 ID:wSHSZJ2bG
S子「オレさーん?どうしたの、コッチ見てよ」
流石に気が付いた。
そう言うS子はおかしい。

S子「見てください、オレさん。空綺麗ですよ」
馬鹿野郎、此処は室内だ。

S子「オレさん、見てみてー、これなんですかー?」
何を見ろって言うんだ。

その間、北祖父の声と、「おい!」となんかスゲー怒鳴ってる怒男の声ばかり聞こえてた。

623: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:17:19 ID:wSHSZJ2bG
S子「アハハハハハハ、オレさん、おもしろーい。こっち向いてよ」
ポンっと、オレの方をS子が叩いた。

鳥肌が凄まじく、久しぶりにS子に初めて掴まれた時のあの腕の痺れを感じた。

S子「オレさん、スカートの中見ます?足みせちゃいますよー?」
S子はオレが顔を背けていた方向へ、ゆっくりと歩いてくる。

怒男「コッチだ」
怒男の声がする方向を素早く見る。

S子「足ですよー、ほらほらー、あははははは」
オレは全て分っていた。

――ザブトンから降りた時点で、ソイツはS子じゃない。
それにS子は、そんな俺の欲望を満たすような行動を取る子じゃない!

俺が、何度も何度も首を振る。
そのたびに、その方向にS子が来る。

624: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:18:43 ID:wSHSZJ2bG
スカートをめくっているのが気配で察する。

ただたつのもしないし、それ所からどんどん痺れと、恐怖と、戦慄が強まって行く。

早く元のS子へ戻れ、戻れと、俺は強く念じた。

S子「ね ? オ レ さ ん 」

その時、顔を向けたザブトンの方から声がした。

そして、見てしまった。

625: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:20:39 ID:wSHSZJ2bG
S子「ミタミタミタミタミタミタミタ、ミタミタミタ、オレさんミタミタミタ……・」
酷く醜く笑うS子がそこに居た。
同じ言葉しか繰り返さないし、ニタニタ笑ってる。

コイツは誰だ、なんなんだ!
そう思いながらS子を睨むと「S子だよー」とS子の声で言う。
ただヤケに腹正しく思えた。

S子「オレさん怖いコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ……」
壊れたS子の顔はオレを見ながら言う。

626: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:24:05 ID:wSHSZJ2bG
今でも思い出すと、一番怖い。
あんなS子は二度と見たくない。

怒男「いい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
オレ「いい加減にしろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
まさかのオレと怒男、声言葉被る。

ただ、そんなの気にしなかった。

オレ「お前がS子?お前みたいな男好きなやつしるかボケ。
 お前がS子なら、もっと可愛く見える。愛せる。
 お前誰だよ、ボケ、カス、アホ、シネ。
 なんなん?お前S子を利用して何がしたいんだよ。

 答えろやボケェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

かなりオレはブチギレた。
それは恐怖と追い詰められたのと、何よりS子を貶されたのが許せなかった。

S子の顔の者は一瞬「( ゚д゚ )」って顔になる。

S子「そう言う事言わないで!言わないで!」
オレ「うっせー男好き、出てけ!お前S子から出てけ!」

S子の顔の物を掴む。

――生々しく血の匂いがする、ドロッとした、妙な黒いモヤが取れた。

627: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:25:24 ID:wSHSZJ2bG
このモヤには覚えがある。
てか、この液体の様な物、覚えがある。

――門の前の水だ、あの黒い液体だ。
そして、このモヤは、あの時。S子が凄く暴走していた時のモヤだ。

628: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:28:08 ID:wSHSZJ2bG
なんか、そのモヤを握ったら変な景色が見えた。

なんか、ずーっと交差点に誰か立ってるのよ。
それで道行く人を、やけにクローズアップしながら見て、それで離れてを繰り返しながら。

そこに一人の女の子が来るの。
それもかなり光輝いていると言うか、光に包まれて、見ているだけで温かくなるの。

ちなみに、学生服を着て背中に竹刀を入れるようなバックを持ってる可愛い女の子。
もうオレのドストレートの可愛い女の子。

そしたら、俺の気持ちに反応したかのように、その視線が女の子に伸びていく。

――そこで女の子がスゲー驚いた顔をしたところで場面が変わるの。

630: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:30:32 ID:wSHSZJ2bG
先ほどと同じように交差点に立ってるの。
で、同じように人を見ては離れての繰り返し。

其処に一人のオッサンが来るんだわ。
オレだわ。

そのオッサンも同じようになんか、妙な輝きまとってるの。

ただ、なんかに邪魔されて近づこうにも近づけない。
近寄りたくても近寄れない。

――そう思っていたら、そのオッサン急にオレの方に来るの。

スマホを見せてくるの、キメーの。

オレだった。

631: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:34:27 ID:wSHSZJ2bG
祖母に背中を叩かれて意識が戻った。
怒男の像がスゲー怒っている様な顔してた。

オレは手に確りとモヤを握り占めてた。

北母「オレ、それをこっちに!」
そう言われ、言われるがままモヤを手渡す。

それを北祖母は札を取り出して。それに押し付けるの。
するとみるみる札が黒く墨汁零した様に染み込んでいくの。

で、モヤが最終的には札を滴るぐらい黒くして、消えてった。

632: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:40:19 ID:wSHSZJ2bG
オレは訳が分からなくなりながらも、S子を見る。

S子はザブトンに座りグダッとしていた。
目に生気がない。ボーっとなってた。

オレはS子の名前を恐る恐る呼ぶ……流石にあれを見て直にS子だと思えない。

S子「……オレさん??」
オレの名前を呼ぶ、いつものS子だと感じた。

S子「……?」
オレ「良かったー!S子だ!」
オレは安心したらドッと疲れて、同時に涙がボロボロ出た。

S子「……あ、行かなきゃ」
ただ、S子が凄く……すごく自然に呟くように言った。

ここぞとばかりに北祖母と祖父の読み上げる声が大きくなる。

633: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:42:39 ID:wSHSZJ2bG
何だろう、おはよう、みたいな?
頂きますみたいな、とにかく日常的な言葉の様に言うんだ。

S子「オレさん」
オレ「……?」

S子「本当にありがとう」

その瞬間、すごーーーーーーーーく、最高の顔で。

何故かちょっと立ち上がって、スカートをたくし上げるかの様な、

劇団でしか見ない様な古い西洋風の挨拶をして。


S 子 の 姿 が 消 え て い た 。

634: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:45:13 ID:wSHSZJ2bG
別れの言葉も言う暇はなかった。

普通、なんか良くない物が取れた―、やったー。
そうやってS子と喜びあって、、オレがS子と喜んで、
さー、S子とお別れだ、S子と悲しい言葉を交わして、涙ながらにサヨナラ。

そんな感じのことになると思うじゃん?

そんな事はなかった。
電車に乗って行くかのように、信号が青になったのでわたるかのように。
本当にスッと、短く感謝の言葉を述べて、行っちゃったの。

635: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:48:08 ID:wSHSZJ2bG
期待していた方々に沿えるような結果じゃなかったと思う。
ただ、本当にそう言う結末だったの……。

ここまで糞長い連続投稿して、そう言うオチは納得できない、って人大勢いると思うけど、

本当にそうだったの。

俺だって納得していない……って気持ちはあるよ。
北祖母に「全部終わったよ。S子ちゃんは天国に向かったよ」って笑顔で言われたけど、

オレが最初にした顔は、悲しくて寂しいだけの泣き顔です。

何か言って送り出したかった。
なんとか気の利いた言葉を言って送り出したかった。

もっと違う感じでお別れしたかった。

そうだれよりも、望ん”でた”。

636: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:50:17 ID:wSHSZJ2bG
オレは何だか、理解したくなくて馬鹿みたいに暴れてしまった。
馬鹿だよね。
S子を信じるとか、愛しているとか、S幸せがオレとか思いながら。

結局オレの都合通りにならなくて、大暴れよ。

従兄Bは「S子ちゃんはもう居ない!!」って叫ぶのよ、でオレはなぐって、なぐられて。

北祖母は涙ながらに「オレがそんなんでどうするんだァアアアアア!」とか一喝するの。

その間、俺はS子の名前を呼んで、フルネームで呼んで。

散々S子に感謝の言葉ぶつけたよ。

かなり口悪くて、怒男に八つ当たり気味に言ってやった。

637: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:52:25 ID:wSHSZJ2bG
オレ「怒男は神様なんだろ!?だったら伝えてよ!
 もっと言いたい、俺の方が感謝したい言葉たーーーーーくさんあったんだ!
 なのに全然言えてない、伝えてない、話してない!!!!

 怒男!何とか言えよ!!!!!!!」

怒男の像も悲しそうな顔してた。
そうだよね、なんだろうね、なんだろうね、この終り方。

ただ、周りの人達は必死に「S子ちゃんへ思いは通じてる」とか、散々言うのよ。

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

もう頭おかしくなるかもしれないけど、最期まで聞いて!!!!!!

638: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:54:58 ID:wSHSZJ2bG
結局、俺が落ち着くまで2か月かかった。
その間にアルバイトもクビになった(職場復帰できず

その間、北祖父母の家にお世話になって農作業手伝いながら、毎晩従兄Bと酒を飲んでいた。
ただ、気持ちも持ち直しきたかと思っても、絶対S子を思い出して泣いちゃうの。

それを最初は北祖母は怒ってたけど、次第に「大丈夫だから」って励ますようになった。

そんな感じで、S子に顔向けできない、S子に申し訳ない、S子が悲しむだろう

クソッタレで、アホで、バカな二か月を過ごした。

639: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)00:58:19 ID:wSHSZJ2bG
すこし休憩して、落ち着いてきます。
やっぱ書きなぐる様に打ち込んだけど、気持ちが落ち着いてないww

とりあえず、S子とオレの奇妙な生活は、ここで終りです。
恐らく多くの人が「なんだそりゃ!?」ってマジで思ってると思う。

ただ、そう思ってるのはオレも同じです。


ここからは、ほぼオレの後日談になります。
ただ、俺は「なんじゃそりゃ」と思わなくなった話になります。

良かったら聞いてほしい。
オレの妄想ではない、本当にあった、奇妙な結末を。
話す為にも落ち着いてきます。

640: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:02:50 ID:wSHSZJ2bG
ちょwwwww友人からメッチャメール来るwwwwww
しなねーよ、バーカwwwwww

うし、後日談を話して行きます。

……の前に、書くの忘れちゃってた『 ”モヤ” 』について説明しなければなりません。


641: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:11:51 ID:wSHSZJ2bG
S子に纏わりついていた、S子が奇行になった、俺が握っていて、
北祖母が札に染み込ませた”モノ”が何だったのかお話します。

結論から言えば、『怨念怨霊の集合体』です。
ちなみに、強さ的にはS子やオレよりも弱く、故にオレに握り捕まえられるような悪霊でした。

もちろん、それはあの場での話。
普通やあの場に居た人でさえ、体調不良や良くない事に巻き込むチカラは持つ、最悪な塊でした。

地縛霊の塊。呪いの塊。神が化けたモノ。
この世の厄災を全て引き起こすかと言わんばかりのモノだったそうです。

あの集合体のどれの仕業か分りませんが、”生あること”を恨んでいました。
そして、人に憑りつき祟り殺してきた……そう言う怖い話でありがちなモノでした。

中でもアイツは貪欲で傲慢で、自分の糧になる人間を探していました。

――それがオレやS子だったのです。
オレは、なんども話しましたが中二病設定があるように、かなりのチカラを持ってます。
今も時々その片鱗を感じる事がある()な事があります。 

642: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:14:35 ID:wSHSZJ2bG
それは生前のS子も同じでした。
この時は、祖母は推測で話してくれました。

S子ちゃんの生前も、そのような強い霊能力を持って居たんだろうと。
だから、それを喰らおうと祟り殺された。

しかし、S子は本当に凄い子なんです。
殺された後、あの塊に抵抗し、なんと勝利しました。
そして、二度と誰かを殺さないように何処かへ連れて行くことを決めた。

もちろん、霊能関係について学んだことが無い子だっただろうし、そう判断できたのは凄い事です。

ただ、怨霊との衝突で”傷ついた魂”は悲惨でした。
記憶の混乱、時間の認知が出来ない、自分のチカラを制御できない。

その傷から常に、S子に乗り移っていた”モヤ”は操って居ました。
俺に会う前にS子の被害になってる人が居るかもしれません。分からないけど。 

643: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:16:54 ID:wSHSZJ2bG
中でも一番蝕まれて辛いのは何だと思いますか?

オレはS子との記憶を蝕まれたら、辛いです。

あのモヤは、そういう事をしてやがったんです。そして、ドンドン魂を傷ついて行ったと。

お経には、そう言う霊の魂をある程度の形まで戻す行程があるそうです。
ただ、S子は中々戻らなく、あのように何度もお経が繰り返された……と。 

644: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:21:10 ID:wSHSZJ2bG
でも、どういう奇跡なのか、S子は自分の名前を思い出しました。
それによりモヤは衝撃から飛び出され、あのモヤはS子を捨て、オレへ憑りつこうとした。

ところが、怒男や俺自身が予想以上に強い。
そうこうしているに俺に握られたと言う訳です。

お話しできない範囲もありましたが、オレと北祖母で話し合った結論はこんなのでした。

ちなみにモヤは、物理的にも霊的にも、そもそも世界的に『無』になりました。
死ぬよりも悲しい、無かった存在になりました。

『無』が怖いってのは、よくある怖い話を見れば察する事が出来ると思います。 

645: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:22:46 ID:wSHSZJ2bG
解説的になってすみません。

うし……ここから、後日談です。

時間は2014/07/24日から始まります。
このスレを建てる5日も前です。

最後まで聞いてくれると嬉しいです。 


646: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)01:25:53 ID:bIJnJc1ep
最後まで聞くぜ 


647: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:27:37 ID:wSHSZJ2bG
オレはどうにか社会復帰した。とは言っても、未だにアルバイト。
働き出したのも6月です。まだペーペーです。

流石にもうコンビニ店員になる気はなく、

何気なく専門(現在ニート2号)に言われ個人経営の小さな飲食店で働いてます。

上司とは酒を飲み、アキバに行き、オンラインゲームも一緒にやっている仲です。

ちなみに無職の時期が長く最初受けた本屋で聞かれ、何も答えられませんでした。

ただ、この上司さんは違った。
答えたくないのに、グイグイくるのだ。
それに困った末にオレは「失恋して引き籠ってました」と言いました。
……間違ってないよね?

そしたら見事に合格、さらに精神的にも何か期待できるとか。
なんなの(´・ω・`)

ただ、ようやく雇われた身、更にもうこの歳、必死に働いてます。

そんな必死に働いている仲で、従兄Bから電話が来ました。 

648: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:33:23 ID:wSHSZJ2bG
従B「久しぶりだな、ヤケ酒してないだろうな?」
オレ「久しぶりです。してないですよw」

従兄Bには「少し明るくなったな!」と言われ、嬉しく笑いました。
そんな感じで始まりました。

従B「実は、お前に大切な話があるんだ……」
妙に真剣で思い声を出す従兄B。

従B「S子さんのことは踏ん切りついたか?」
オレ「……まだ」
従B「そうか……」
直に分りました、S子の絡みでの話だと。

だから、内心嫌で電話を切りました。
そしたら、今度は親父から聞いたらしく、お店に電話掛かって来た。

従B「良いから聞け」
オレ「はい……」
何を言われるのか分からず、S子を思い出して泣きそうになりながら黙ります。

従B「S 子 の 家 が 見 つ か っ た 。」

オレ「は…………?」
おどろいてもう一度聞くオレ。

従B「だから、S子の家が分かったんだよ。生前の家が!」

――オレは上司に事情を説明、家へ帰りました。
ちなみに上司はオレが失恋ではなく、彼女を事故か何かで失ったと思ってると思う。

それと今現在長期休暇の理由が「心身回復」名目です、マシ上司さん仏。 

649: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:37:10 ID:wSHSZJ2bG
従B「最後にS子さん、自分の名前を思い出しただろ?
 だからその名前で、探偵とか、北祖母の縁を利用して調べてたんだ。
 それにお前が見た情景もあるし、かなり調べられた。

 ただ、流石に量が多くて、ウチに届く顔写真もどれもS子さんじゃなくて、時間かかった。

 だけど、一枚あったんだよ。

 S 子 に そ っ く り  の 写  真 が !」

スマホで確認。
スーパーから出てくる女性の写真だった。

ただ、その女性、とてもS子に似ていた。
S子が少し老けた、そんな顔をしていた女性だった。 

650: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:41:04 ID:wSHSZJ2bG
従B「失礼を承知で連絡を取った所、間違いなさそうだ。
 ●●さん。さらに、無くなった娘さんはS子さん」

オレの鳥肌は止まらなかった。

従B「で、実際にあってみないか?」

……オレは最初は躊躇った。
あった所でS子に会えるわけじゃない。

ただ……会いたいと言うのも会った。
でも俺を動かすには、俺自身の気持ちの問題もあり、動かなかった。

オレはS子が居なくなったのを、さっきの発狂見れば分かると思うけど、
まだどこかで引きずっている。当時はどこかじゃなくて、確実に引き摺っていた。

651: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:45:58 ID:wSHSZJ2bG
一日考えさせてくれ、とだけ伝えオレは家で籠った。
一人で考えるのは耐え切れず、真理にたどり着けず、ネトゲの三人に相談した。

社長「さすがに私が決めるには重すぎる」と。
専門「オレが決めていい問題じゃないでしょ」と。
ニト「お前の心中は察するけど、お前できめろ」と。 見事に全滅。

次の日、バイト先を休み(と言うより上司に気遣われた)。
家でズーッとスマホを見ている。
S子にの女性の写真だ。こんなの見られたら逮捕だろう。

そうしていると、昼過ぎ電話が鳴った。

??「オレさんの自宅ですか?」
オレ「――S子?」
思わず呟いた。
びっくりするほどS子の声に似ていた。
S子の声を少し高くしたような、落ち着かせたかのような声だった。

S母「私●●S母と言います。オレさんですね」
そのなんか笑う声とか本当にS子そっくりだった。 

652: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:51:33 ID:wSHSZJ2bG
S母「北海道の従兄Bさんからお話を聞いたら、
 居ても経っても居られなくなりお電話しました。
 お時間ありますか?」

オレ「は、はい……!」

S母「そう……。
 従兄Bさんから、私の娘”S子”を想っているとよく聞きました。
 そして、未だに心に引き摺っていると。」

オレは何も言えず、S母の言葉を聞いた。

S母「お願い。一度会いませんか?
 場所は――です。どうですか?」

オレは何かに導かれる様に、微かに怒男に「行け」と言われた気がした。

オレ「はい」
そして、7/26日、S子の母親と対面する事になった。
従兄Bから電話が来たのだけど、大したことないから省略。

そこは俺の県からかなり下の県の町だった。
グーグルで調べると、結構田舎なのが分かる。

そして、その町にある唯一の高校の数年前の制服がS子の来ていた服と同じだった。

本当にS子の母親だと、俺は確信を強めた。 

653: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)01:54:49 ID:wSHSZJ2bG
バイト先に7/29日まで休むと電話。
上司は何故か「……男になって帰ってこい」と。

そして、今年の7/26日、S子が生まれ育った町へ訪れていた。 

654: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:00:38 ID:wSHSZJ2bG
オレは慣れない町を迷子にならないように、何度もS母に聞いた目印を頼りに歩いた。

途中、来たこともないのに、見覚えがある場所を通った。

モヤを握った時に見えた、少女……S子が居た、S子をモヤが襲った現場。

――あのモヤが居た交差点だ。

交差点は最近整備されたのか、見た映像よりも大分綺麗だった。
そして、電信柱の下に花が手向けられていた。まだ新しい花束だ。 

655: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:02:54 ID:wSHSZJ2bG
オレは、その交差点をとても長い時間の様に感じながら渡った。
もの凄くドキドキした。

もちろん、何も起こらなかったし、何か起きたら怒男さん頼みますよと心の中で念じてた。

そうして、少し歩き、古めのマンションに到着した。

そこが何を隠そう『S子の家』があるマンションだった。 

656: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:06:26 ID:wSHSZJ2bG
ごめん、かなり短い投稿だけど、なんか手が震えるんだ。
だから、ポンポン、書けたら投稿しちゃってる。許して…

>>655
オレはマンションの前に5分ぐらいも立ち尽くしてたと思う。
なおスーツ姿で、ちょっと周りがヒソヒソしてた……

そんなんで、俺が慌ててS子の家へ行こうとした時だ。

S?「お、オレさん……っ!」
かなり驚いた声で聞こえた。
振り返すと、そこにはワンピース姿でサンダルを履く、髪の毛がかなり伸びたS子が居た。

声はS子その物かと思った。
ただ、見た目も髪の毛短くすればS子だ。

ただ、雰囲気が違う。
なんていうか、写真なら間違えるかもしれないけど、人から出ているオーラが違うと言うか……
とにかく違う人だと分かった。 

657: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:09:17 ID:wSHSZJ2bG
S?「……お、俺さんですよね!?」
オレ「は、はい……」
S子にの女性は結構グイグイとオレへ来る。
そして何度も、まるでオバケでも見たかのように「うわー、オレさんだ」と言った。

S妹「私、S子お姉ちゃんの妹のS妹です」

S子の記憶では、弟と言っていたが……

S妹「私、何度もお姉ちゃんの夢見たから知ってるんです!
 お姉ちゃんを助けたオレさんですよね!」

そう言うと結構強引に、俺の腕を掴みながら、S子の家へ覚悟を決める暇なく上がらせられた。 

658: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:11:25 ID:wSHSZJ2bG
S母「あら……いらっしゃいませ」
S子の母親がニッコリと俺を見て笑って、頭を深く下げた。

S母「娘が……何度も、オレさんの話をしていましたよ」
S妹「だよだよ!オレさんって本当にいたんだー!すげー!」

S子似の美女が二人、俺の前に立つ。

そして、口々にS子の名前を言う。

オレは心の中で思った。
オレ(ああ……来たよ……S子!お邪魔します!!)

なんか変だけど、そう思うとかなり涙がでて、折角持ってきた東京のお見上げを落とした。 

659: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:13:14 ID:wSHSZJ2bG
最初に通されたのは仏壇だった。
そこには若い男性とS子の遺影が並んでいた。

本当にS子過ぎるの。
あの笑顔、あの思い出すと耳に蘇るS子の声、仕草。
遺影の中で笑うS子は、まさにS子だった。

また泣き出して、S妹に「本当に泣き虫ですねww」って笑われた。 

660: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:20:11 ID:wSHSZJ2bG
落ち着きを取り戻した頃、オレはS母とS妹と話を始めた。

S妹「家まで連れて来たんだから、オレさんの方からお姉ちゃんの話をしてー!」
やけにS子と対照的な性格だった。

かなり長い時間をかけて、S子とのであいと、S子との別れまで話したと思う。
今現状、650スレ超えてるぐらいだし、かなり長話でした。

ただ、S母もS妹も「それで!」とか「あら、S子が」とか。
真剣に親身になって聞いてくれていた。

S妹「ふーん……じゃあモヤはもうないんだ」
オレは、S子に憑りついていたモヤについて話し終えた所だった。

ちなみにS子が祟り殺されたとは言いたくなかったけど、
S妹は「知ってるから話して。全部」と怖い顔で言うので話した。

S母「……ほ、本当にウチの娘と居たんですね」
何度目だろうか、S母はそう言う言っていた。

S妹「ところでさ、オレさんは、お姉ちゃんとの後どうしたの?」
そこは……とごまかすが、かなりグイグイ来る妹さん。

とうとう根負けし、自分の堕落した生活を話した。

S母「本当にS子の事が好きだったのですね……」
S妹「だからオレさんは(ry」
これも結構繰り返して言われた。 

661: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:29:05 ID:wSHSZJ2bG
その後、少しS子はどうだったか聞かれ、それを話し、あの子らしいと言う会話を何度もした。
なお、たくし上げの件は話していない。

S妹「さて……オレさんに話すとしますか……」
そうして、ようやく二人からお話を聞けた。

S子は交通事故で亡くなったそうだ。
ただ、交通事故にしては”何でそこで”と言う所だったらしく、
S子の方から飛び出して……の事だったらしい。

S子の家庭は父親を山の事故で早くから亡くし、
お姉ちゃんだったS子、S子の母親で家庭を支え暮らしていたそうだ。
だから「S子は疲れて自*した」と噂をする人も居たらしい。

俺も幾ら疲れていてもシのうとはしない。
それにS子は「生きている」と思っていた、それをモヤを煽る結果ではあったが、
それを考えればS子はそう言う事をしない強い子だと思えた。

S母「実は、ちょうど貴方が言うS子の成仏した時期に、
 S子が我が家に帰って来たんです。」

S妹「本当にお姉ちゃんだった、変わらないあの日、
 お弁当を作って出てってくれたお姉ちゃんだった」

言うに、S妹がバイトが終わり帰宅した所。

S子「おかえりなさい、S妹」と、名前を呼んできたらしい。
夢かと思い目をこすると、もう姿は無かったそうだ。

次にS母にそれは訪れた。
仕事が終わり、S妹がお風呂に入っている時に起こった。

S子「お母さん、ただいま。ご飯なに?」
S母は驚き振り返すと、そこには笑顔でニコニコとしているS子が居たらしい。

なるほど……S子ならそう言う事をしそうだ。 

662: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:31:46 ID:wSHSZJ2bG
S母も、S妹も、何でだと思いながら過ごしていたが。
やがてオレとの話を夢の中で語るようになったそうだ。

S母「とにかく、オレさんは凄いとか、オレさんは優しくて、とか言っていましたよ」

S妹「それに命がけでお姉ちゃんを助けたとか、お姉ちゃんを抱きしめてくれたとか」

S母「そうそう、すごく幸せそうに言っていましたよ。」

S妹「ちょっと、お姉ちゃんに来てたよりオジさんでビックリしたけど……w」

いまだ四捨五入すると30、オジサン言われるorz 

663: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:35:59 ID:wSHSZJ2bG
S母「なので……夢の中であの子が教えてくれてのでオレさんの事は知ってますよ」
そう言った時、S母がちょっと黒い笑顔をしていたのが見えた。
それで悟った、きっと足の件を話したのだと。

S妹「それでね、お姉ちゃんがオレさんに伝えてほしいって、何度も言っていたことあがるの」
S母「そうなのですよ……、毎年思い出したら「伝えてくれた?」て尋ねられて困ってたんです」

そう言いながら、S母は紙を取り出した。
S母と、S妹から聞いた伝言を全て記入したと言う紙だった。

オレは(S子に心配かけちゃったな……)と思いながら髪を受け取った。

S子「心配かけてしまっているなーっと、落ち込まないでください。
 私は全然オレさんの事を心配してないよ、寧ろ安心して信じているよ。』 

664: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:40:52 ID:wSHSZJ2bG
もう誤字脱字許して、だめだ。うわあああ
勝手に俺だけが泣いている。

>>663
S子「オレさんに沢山感謝しています。

 だってオレさんのおかげで、家にかえれたようなものなんですから。

 オレさんのおかげで幽霊になって、最期、寂しくない時間が過ごせたんですから。

 オレさんは本当に泣き虫ですよね。

 でもそれって誰かを想って泣けることが多いと思います。

 それってすごい事なんですよ?誇りに思ってください。


 オレさん、お願い。元気出して。足を思い出して。」

クスッとS子は笑わせて来た。
それで元気になるとでも思ったのか。
ちょっと笑えたんだ。

なのに。

S子「オ レ さ ん 大 好 き で す。

 私 の 幸 せ は オ レ さ ん が 生 き て く れ る こ と で す 。

 私の分まで生きて、幸せになって、天国で会いましょう。」 

665: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:45:33 ID:wSHSZJ2bG
オッサン号泣、今も号泣、ズボンが冷たい。

ずるいよS子。
なんで、本当に最後の最後で俺を泣かせるんだよ。

オレはどれだけS子に泣かされればいいんだよ。

俺だって大好きだよ、うあああああああああああああああああああああああああああああああああああ

もうさ、なんかさ。
アレダよね、これ夢かな?
なんなんだろう、もう、

オレはS子と言われて幸せだった。
その幸せはもう手に入らないし、もう遠い過去になりつつある。

今のままじゃ、S子に顔向けできないのは分かる。
でも、S子以外に素敵な女性に出会える気もしないんだよ……。

別に出会わないで幸せになってもいいよね?

とにかく、S子が好きだったんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお。
それを一杯伝えたよ。

まだ伝えたい。無理だけど、流石にキモイけど、どーてい拗らせたけど!

もうなんなの。 

666: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:47:28 ID:wSHSZJ2bG
とにかく今は話し切ろう。
ぼやくのは最後だ。

その後、オレはバカみたいに泣いた。
それをS妹が凄く慌てた様子で背中さすってくれた。

馬鹿みたいに大声で叫んじゃって、ご近所さんが来ちゃってた。
迷惑かけれない……そう思って、声を殺して。 

667: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:50:12 ID:wSHSZJ2bG
S母「娘は、好きな人が出来ないまま死んでしまいました。
 それを母親として凄く悔やんでいたんです。

 ただ、娘は好きな人が出来ていたんですね。
 その相手がオレさんでよかった」

あああああああああああああ、ああああああああ

S妹「お姉ちゃんに伝えて。オレさんの話し過ぎないでって。
 大変なんだよ、話し始めると。今以上に長いかも……」

ああああああ、どんだけS子はオレを想ってくれてるんだよ。

S母「今更ですけど」
S妹「そうだね、今更だけど」 

668: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)02:56:50 ID:wSHSZJ2bG
母・妹「「24日が、S子の誕生日だったんです。祝って行ってください!」」

そう言うと登場するケーキ。
S子の名前が書かれたプレート。

本来なら7/24日に俺が訪れる予定だったそうだ。
それを従兄Bはミスしていたのである。
従兄Bを毛嫌いするように書いた理由である。

ともかく。

オレ「ほ、本当に7/24日なんですか?」
オレは驚いてそう言うと声が出せなかった。

オレは今頃になってS子の誕生日を知った。
7/24日。

オレは、二度目の奇跡を感じた。

お前ら植物園での話覚えてるか?

オレがどんなに調べたと思う、あの花を。
栽培しようかと思って失敗しちまったけど。

それぐらい本気で調べて、何を得ていたと思う?

気になる奴はググれ。そして、俺の気持ち分ってくれ。
ちょっと落ち着いてきたら答えかくよ!!!!!!!!!!!!!!!

今は泣かせて、電話掛けてくるクソ友人は黙れええええええええええええええええええええええええ

うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 


669: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)03:01:32 ID:0BpZgumtx
マジか。

いち… 


670: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)03:11:59 ID:wSHSZJ2bG
見ている人居たのか……お疲れ様……ありがとう、
クソ友人ではないのは確認済みだ……

とりあえず、ここで締めくくろうと思う。

花の名は『スイレン』
花言葉は「清純な心」「甘美」「優しさ」「信頼」「純情」「信仰」「純粋」「潔白」

誕生花は『07/24日』

オレはあの子の笑顔を永遠に忘れない。
あの子が綺麗だと言った純粋な心を持った、一人の幽霊をオレは忘れない。

『俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて』
以上で、話したい話は話し切りました。

ココまで聞いてくれた方々に、感謝します。
投稿する事を許可くれた多くの親戚、北祖母様、あと……S子の妹さん、ありがとうございました。
親父にチクったクソ友人。またの名を戦友、俺の家から書き込みするな。

度重なりまして、ほぼ一週間も聞き続けてくれたオープンVIPの皆様、ありがとうございました。 

671: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)03:16:38 ID:wSHSZJ2bG
蛇足になりまして。
書かないとまずいよね……。

S子母には、この日は家に泊めてもらいワンワン泣いて、散々励まされました。
そして、尋ねられました。

S母「S子に変なことしていないでしょうね?」
オレ「え……そ、それは……」
S母「……^^知ってますよー」
オレ「(´∀`;)あ、あわわ……」

追い詰められたどーていは、頭を下げてマジ土下座しました。
皆さんも未成年者にそんな事しないでください。

S母は「両想いだから」で許してくれたけど、「両想いでも」と言っていました。

それじゃ、おやすみ!オレは寝る!

まとめている方々には、本当に……ヤバイ長文ですみません。

(´∀`;)こんなに長く話すとは思わなかった。 


672: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)04:10:59 ID:8MAErDbq5
すごいよかったです!ありがとう。お疲れ様! 

673: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)04:37:22 ID:4jHk3PE4u
ずっとROMってました。こんな幸せな気持ちにさしてくれてありがとう 

674: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)07:51:35 ID:DlWRkSeoN
泣きました。
ありがとうございます。 

675: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)07:57:06 ID:i4DzxhIlT
良いお話だった

乙です 

676: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)08:21:02 ID:TKau0n1dq
お疲れ>>1
すごく感動した
S子といいいっちといい色々強すぎるwww
自分霊感ないけどS子みたいな優しい子に会ってみたいわ 

677: みっちゃん◆KK1/GhBRzM 2014/08/05(火)08:25:24 ID:0Mg59QYuG
お疲れ様
いい話でした 

678: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)09:18:00 ID:JFlCZ0DM8
お疲れ様でした
北のばーちゃんカッコイイね
素敵な恋羨ましい 

679: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)10:21:48 ID:hMvP1PQwI
俺も色々うるさいこと言ってたけど、
鳥肌と涙が止まらないいい話だった。
マジ長すぎるけど、それだけ沢山1さんはS子と思い出作れてたってことだよな。

お前もS子を沢山想えてる
だから突然の別れは気にするような物じゃないと、思うけど

この話がフィクションであれノンフィクションであれ、
俺のこの感動は本物です。お疲れ様でした

質問が良いなら聞いて欲しいのだが。

S子は、生前霊感強かったのかな?
あとオレはS子以外でその後、幽霊とコンタクト取ろうと思ってる?
あと怒男の正しい読み方ってあるの? 

680: フロンガス◆KeXH31ItRuOi 2014/08/05(火)10:48:24 ID:35tAv74Q3
>>1乙でした。

これは事実だとすると、心霊学の貴重なサンプルになる事例だな。
オラ、ワクワクしてきたぞ… 


681: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)11:09:13 ID:wSHSZJ2bG
おはようございます。今日はかなり満足に寝れました。
書きなぐってよかったな……って思ったり。

先ほどS妹さんから「お姉ちゃんが夢にでちゃいますよー」って言われた。
それと、S母じゃなくても、S妹も俺の変態性知ってた(´∀`;)
ただ「S子お姉ちゃんが望んで体を許したんだか堂々としてなさいw」と笑われたり。

ほぼ初対面なのに仲良く接してくるのは、本当にS子似だ……。

>>672-680
オレの話を聞いてくれてありがとうございました。

>>676
オレは色々と弱すぎると思ってることの方が多いよ……w
オレも、もう一度S子みたいな子と……とは思うけど、その時はまた違う感じになるんだろうね。

>>678
北のばーちゃんはイケメンだよ!
本当にオレのどーてい人生で初めての恋だったんだなぁ……って今は感傷してる。 

682: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)11:21:27 ID:wSHSZJ2bG
>>679
そう考えるとそうかもしれないですねw
オレとS子で沢山思い出は作ってますし、ここに書いてない思い出だってあります。
そうだね、本当に沢山思い出作りで来てた。

>S子は生前
S子はやはり霊感は強い子だったそうです。
死んだ父親が見えていたり、友人の守護霊や、道端の幽霊が見えたり。

モヤが見えていた”光”は間違ってなかったのだと思います。

どこまで自覚しているか分からないけど、
S子は時代が時代なら”巫女”で、そのまま神として祀られたんじゃないか、ってほどらしい。
何だかんだで強さ的には、北祖母クラスだったのかもね。

>コンタクト取ろうと思ってる?
思ってないかな。
いや、北祖母にも言われましたが「やはり住む世界が違うモノ、覚悟を持って接しろ」との事なので。
今回はS子が好きだったからココまで来れたけど、そうでなけば結局肝試しのDQNと変わりないよ。

2か月北海道に居る間に、北祖母に蓋をしてもらったんだけど。
どういう訳だか、俺が蓋を自分でこじ開けちゃうみたい。だから、もうどうしようもできないね、って。
以来、結構見えてるかもしれない。気にはしていないけど

>怒男
「ドオ」ってオレは読んでる。
怒男の本名について聞いているなら、答えられない。


683: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)11:25:43 ID:wSHSZJ2bG
>>680
心霊学が、どのような物かオレは分からないし、
どういうサンプルとしての価値があるのか分からないけど

北祖母が言うには、ああ言うのは初めてだったけど、オレとS子の様な関係の人は他にも居たそうです。
それと、言わないだけで割とあるんじゃないかーっとも言ってましたw

そうだよね、人を好きになるのに壁なんか無いんだよ!
二次元にだって恋して良いんだよ! 


684: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)11:32:45 ID:TKau0n1dq
乙です!
読んでていちは周りの人たちに恵まれてるなーって思った
俺もそういうやつらにであいたいわww

ちょっと長かったけど続きが気になって更新ボタン押しまくってた
こういうことって本当にあるんだな
感動をありがとう 

685: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)11:45:17 ID:UKO3YlPnQ
おつです!
感動しました!

S子に天国で会えたら良いですね! 

686: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)12:04:03 ID:Sg5Zm2vmM
お疲れ様でした。
いちさんがこの先幸せになれるよう願ってます。 

687: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)12:56:49 ID:cTAcFcHhL
お疲れ様でした!
楽しませて頂きました、 

688: 名無しさん@おーぷん 2014/08/05(火)16:07:05 ID:b4kaVSO3w
面白かった!
もっと霊の話が聞きたい! 


689: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)19:32:10 ID:wSHSZJ2bG
こんなに聞いてくれてた人が居たのか(´;ω;`)

>>685
ぜったーーーーーーいに、会ってやります!
会って、抱き着いて、足見て萌えて、そしてそして、
どれだけ幸せに過ごせたか、お話したいと思います。
……もう、そりゃ1000レス分ほど。さすがに嫌われるかw

>>686-687
ここまで聞いてくれて、こちらこそお疲れ様です。
ありがとうございました。

>>688
他にする話か……、投稿できるような事があったらオカ板のスレにでも……。
もちろん、コテ等は外れてると思うけどね。 

690: ◆Jv4G8upKnw 2014/08/05(火)19:42:35 ID:wSHSZJ2bG
うし、このレスで最後にします、ID変わるまでROMります。

最後に。
何度も申しますが、ここまで長い話を聞いて頂きまして、ありがとうございました。
同時に皆様に楽しんでいただけたら幸いです。

心霊関係について「モヤは注意しろ」とか「皆様も幽霊には……」とか、えらそうなことは言いません。
強いているなら、『 事故に注意して 』ぐらいです。

一緒に悲しんでくれ、笑ってくれた、とにかく感情を抱いてくれた。
そんな皆様にも、オレ並み、いえいえ、それ以上の『 幸福 』が訪れることを願っています。

顔も可愛くて、声も可愛くて、元気で明るくて、黒ストッキングの足が魅力的……。
そんな笑顔素敵なS子と俺の『しょうもなく…… ”ないッ!” 』思い出話を終わりにします。

オレは幸せになって見せます!幸せになって生きて、天国でS子に会います!
聞いてくれた皆、ありがとうございました。どうか、お幸せにっ!(´∀`*)ノシ 


697: 名無しさん@おーぷん 2014/08/14(木)04:33:04 ID:Mvtx4abWy
お盆だったけどS子と会えたりしてないかな? 


698: 名無しさん@おーぷん 2014/08/18(月)23:46:16 ID:BEkoQHqEm
コテハン忘れたけど、1です。

>>697
遅れながら、残念ながら会えていません(´д`;)
いや、実はお店が休みなので北海道の家の方に遊びに行きまして……w

なので家の方に現れていたら……

祖母曰く
「お盆だから会えるとは限らない。
 お盆は先祖が様子を見に来る、見に来て安心させる日のようなもの。
 話しかけてくることは少ないよ。」とのこと。

お店のまかない食べ過ぎて太ってしまったので、今の姿見せたくないww 


691: 名無しさん@おーぷん 2014/08/06(水)00:03:16 ID:q0hPLbjvH
小説を読むように
1ページづつ捲りながら毎日、読んでいました。

>>1さんにデブでもモテる呪いを掛けて行きます。

最後迄書ききって、読ませて頂きありがとうございました。
お盆にs子さんに逢えると良いですね。 

692: 名無しさん@おーぷん 2014/08/06(水)03:09:53 ID:k6lG2LNt6
書き始めた時からROMらせてもらってました(^∇^)
1!お盆にはきっと1の所に帰ってくるから気ぬくなよ!!wwww

とりあえずお疲れ!
すげぇ感動しました!!
ありがとう!!!!!! 

694: 名無しさん@おーぷん 2014/08/07(木)00:10:12 ID:Dgw5tE6nq
遅くなりながら、お疲れ様でした!
オレさん、S子さん。

本当に幸せに!天国行っても! 

695: 名無しさん@おーぷん 2014/08/07(木)23:45:49 ID:z4jYsxgGo
凄く良い話だったよ。

これから素敵な人生歩んで下さい 






(※前話は、コチラから!)
【1/5】 【2/5】 【3/5】 【4/5】





コメント一覧

    • 1.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 05:36
    • 病院行っとけ。
    • 2.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 06:07
    • ライトノベル
    • 3.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 08:36
    • 体験談じゃなくて自分の小説発表の場に選んだの?
    • 4.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 11:02
    • ラストちょい前からこれは生前の家が見つかってS子激似の姉妹が現れるパトゥーンねと予測付けたら本当にその通りでワロタ。

      文は上手いけどいろいろと詰めが甘いし所々文学ネタ入れたりオタク妄想垂れ流し過ぎで溺れちゃった感満載だな。一人称だからこそ組み立てや運びにもう少し客観視必要。30点。
    • 5.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 12:28
    • いい話だと思ったよ
      なんでケチつける人がいるのだろう
      いちいち文句つけなきゃ気がすまないのかな?
      事実であろうとなかろうと
      ロマンチック?な内容でページ数が多くて
      びっくりしましたが時間忘れて読んでました
      やっぱり誰かを愛し愛されてってのは
      いいものだなぁ
      投稿者様に幸あらんことを
    • 6.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 13:43
    • 長すぎて1/5の2ページ目でやめた。
    • 7.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 16:38
    • 指摘しない方だけどこれはさすがにw
      いや途中で読むのやめちゃったけどさ、色々笑ってしまうw
    • 8.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 18:10
    • 私は素直に泣けた・・・
    • 9.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 18:12
    • 米5
      俺は楽しめたよ。
      思うに、「段々と空に色がついて行く」なんて表現があると小説っぽく感じ、
      誤字もわざとか?なんて思ったのも事実。
    • 10.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月12日 23:40
    • くそ長い
      涙が出た
      いい話だったよ
    • 11.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月13日 00:14
    • 北海道のどこだか特定出来た。
      道東方面だね。
      (近所じゃん!)
      最後は泣きました。
      ただ、あまりにも関係無い話が多い。
    • 12.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月13日 21:36
    • いいじゃんね
      長かったけどおもしろかった!
      泣いた・・・
    • 13.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月13日 21:57
    • 1/5から既に長かったんで、全部読み切れるかなーと思ってたけど杞憂だったわw
      魅力的な人達や切なさに惹きつけられて、途中から泣いてしまった
      投稿者さんが幸せでありますように
    • 14.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月13日 22:05
    • ありがとうのゲシュタルト崩壊で一瞬ガクッときた
      シャイな人なのかなー
      でも、いい話だし泣けたよ
    • 15.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月14日 01:24
    • こんなに誤字が多いのに最後まで読めたのは面白かったからだな。
      綺麗に完結してる。

      童_貞、変_態と自称して、性的な部分は極力排除してるよな。
      純愛感を出してる。

      俺なら最後の土壇場で送るのやめるわ。
      触れるのだから、靄さえなければ恋人であるための障害がないしな。
      エゴイスティックに全部ぶち壊して、彼女をゲットしてやんよ。

      ましてや最後の夜は当然することはするし、妹ちゃんもいた抱きます。
    • 16.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月14日 17:23
    • 長い! けど暇つぶしにはちょうど良かった。
    • 17.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月16日 15:17
    • 膨大な誤字には心底興醒めだが、好きな部類の話だった。
    • 18.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月18日 10:57
    • 体験談でもなんでも人に読ませやすいものを書くって難しいなと改めてこれ読んで思った…
      好きだったんだよおおおおおおおおとか
      あああああああああああああ
      とか長くて多くてうわ…って引いてしまった30前でこんな文章や顔文字使う男は気持ち悪いわ…
      本当に実体験だとしてS子みたいな子と…って無理でしょ…高望みが過ぎるわ…オタクで童\貞拗らすとこんなにキモイのかって血の気が引いた
    • 19.
    • 名無しのおにひめちゃん
    • 2018年08月18日 11:02
    • それから、仮に本当だったと仮定しても大切な思い出を誰かに知って欲しい、S子との思い出を残したい、って思うなら(ましてやS子さんのご親族も見る可能性もある)ならせめて推敲とかしない?綺麗な形として残すためにも…
      その点でも『叶わぬ恋に酔ってる俺』の方が強調されてて気持ち悪い
      典型的な自分に酔ってる男だわ

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